日商簿記CBT(ネット試験)とは?受験方法・対策・おすすめ問題集を解説

2020年より日商簿記2級・3級でもCBT(Computer Based Testing)方式のネット試験が導入されました。従来のペーパー試験と何が違うのか、どんな対策が必要なのか——本記事では、CBT試験の概要から効果的な対策方法まで徹底解説します。

日商簿記CBT(ネット試験)とは?

CBT(Computer Based Testing)とは、パソコンを使って受験する試験方式です。全国のテストセンターに設置されたパソコンで問題を解き、その場で合否が判定されます。

CBT試験の主な特徴

項目内容
受験場所全国のテストセンター
受験時期通年(テストセンターの空き状況による)
合否通知試験終了後すぐに画面で通知
対象級2級・3級
試験時間3級:60分 / 2級:90分
合格基準ペーパー試験と同じ(70点以上)

CBT試験とペーパー試験の違い

比較項目CBT(ネット試験)ペーパー試験(統一試験)
受験時期通年(随時)年3回(2月・6月・11月)
申込方法テストセンターのウェブ予約各商工会議所への申込
問題形式パソコン画面での入力紙への記入
合否確認その場で即時確認後日通知
電卓持参可(通常の電卓)持参可
メモ用紙試験会場で配布問題用紙に書き込み可

CBT試験ならではの注意点

①画面入力に慣れる必要がある

ペーパー試験と異なり、解答はすべてパソコンで入力します。仕訳問題では勘定科目をプルダウンから選択したり、金額を数字で入力したりします。初めて受験する方は、日本商工会議所が公開しているサンプル問題で画面操作を事前に確認しておきましょう。

②メモは配布されたメモ用紙に限られる

ペーパー試験では問題用紙に直接書き込めますが、CBT試験では配布された専用のメモ用紙のみ使用できます。T勘定や計算の途中式を書くスペースが限られるため、コンパクトに整理して書く練習をしておくと良いでしょう。

③問題の順番が変わる可能性がある

CBT試験では受験者によって問題の出題順が異なる場合があります。自分が得意な問題形式から解き始めるといった戦略が立てにくいため、どの形式が出ても対応できる総合的な力を身につけることが重要です。

CBT試験対策のポイント

①公式サンプル問題で操作に慣れる

日本商工会議所の公式サイトでCBT試験のサンプル問題が公開されています。試験前に必ず一度体験し、画面の操作感と入力方式を確認しておきましょう。

②CBT対応の問題集を活用する

「パブロフ流でみんな合格」シリーズはCBT試験に対応したオンライン演習機能があり、実際の試験に近い形で練習できます。CBT受験を検討している場合は、対応問題集を選ぶと良いでしょう。

③電卓の操作も練習しておく

CBT試験でも電卓の持ち込みは可能です。試験当日に使用する電卓と同じものを使って日頃から練習し、スムーズに操作できるようにしておきましょう。

CBT試験のメリット

  • 受験のタイミングを自由に選べる:通年受験可能なため、準備が整ったときに受験できます。
  • すぐに結果がわかる:試験終了後すぐに合否が確認できるため、結果待ちのストレスがありません。
  • 再受験のハードルが低い:不合格でも比較的早期に再受験ができます。

まとめ

CBT試験は通年受験・即時合否通知など多くのメリットがある一方、パソコン入力への慣れが必要です。事前にサンプル問題で操作を確認し、CBT対応の問題集で十分な演習を積んでから受験に臨みましょう。

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