父が亡くなったら最初の7日で何をする?
「父が亡くなった、一体まず何からするべき?」「沼れた中、手続きの期限や順番を山にされて混乱している」
そんな方に向けて、死亡後7日以内に終わらせるべき必須手続きをリスト形式でわかりやすく解説します。
読み終えると、死亡届・葬儀・各機関への連絡など、最初の7日間に必要な行動がにぼれるようになります。
親が亡くなると、悲しみの中でも、短期間でいくつもの手続きに向き合うことになります。特に最初の7日間は、葬儀の準備だけでなく、死亡届、遺言書、年金、健康保険、お金の流れの確認など、後回しにしない方がよいことが重なりやすい時期です。死亡届は、死亡の事実を知った日から7日以内に提出する必要があります。
この記事では、父が亡くなった直後に、家族が最初の7日で何を優先して確認すべきかを整理します。なお、相続税の申告と納税そのものは、通常、被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10か月以内です。
父が亡くなったら最初の7日で優先したいこと
📅 亡くなってから7日間のスケジュール
💡 葬儀後はすぐに相続手続きが始まります。相続放棄は3か月以内、相続税申告は10か月以内が期限です。
最初の7日で優先したいのは、次の5つです。
- 死亡届と葬儀の手配
- 遺言書の有無の確認
- 年金・健康保険・勤務先関係の整理
- 銀行口座や支払いの把握
- 相続人と財産の全体像の確認
最初の1週間ですべてを終わらせる必要はありません。大切なのは、期限が近いものと後で揉めやすいものを先に押さえることです。相続税の申告準備でも、国税庁は遺言書の有無、相続人の確認、遺産分割の協議などを準備項目として挙げています。
1. まずは死亡届と葬儀の準備を進める
最初に必要になるのは、死亡診断書または死体検案書の確認と、死亡届の提出です。法務省は、死亡届の提出時期を「死亡の事実を知った日から7日以内」と案内しています。
実務上は葬儀社が手続きを案内してくれることも多いですが、家族としては次の点を確認しておくと安心です。
- 死亡診断書の原本を誰が保管するか
- 死亡届を誰が提出するか
- 火葬許可証などをどこで受け取るか
- 葬儀費用を誰が立て替えるか
この段階では、細かい相続分の話よりも、必要書類をなくさないことが重要です。
2. 遺言書がないか確認する
次に確認したいのが、遺言書の有無です。自筆証書遺言を自宅などで発見した場合、保管者や発見した相続人は、遺言者の死亡を知った後、遅滞なく家庭裁判所に提出して検認を請求する必要があります。一方で、公正証書遺言や、法務局保管の自筆証書遺言は検認不要です。
ここで大切なのは、遺言書らしきものを見つけても、自己判断で開封したり処理を進めたりしないことです。裁判所も、検認は遺言の有効・無効を判断する手続ではなく、遺言書の現状を明確にして偽造・変造を防ぐための手続だと説明しています。
3. 年金と健康保険の手続きを確認する
父が年金を受給していた場合は、死亡後の年金手続と、未支給年金の請求が関係します。日本年金機構は、マイナンバーが収録されている人については死亡届が原則提出不要と案内していますが、未支給年金を受け取るには「年金受給権者死亡届(報告書)兼 未支給年金・未支払給付金請求書」の提出が必要です。
また、健康保険については、被保険者や被扶養者が亡くなった場合、申請により埋葬料・埋葬費が支給されることがあります。協会けんぽでは、被保険者が亡くなった場合、生計維持関係がある人には埋葬料5万円、生計維持関係がない場合でも埋葬を行った人に埋葬費が支給されると案内しています。
確認したいポイントは次のとおりです。
- 年金を受給していたか
- 会社の健康保険か、国民健康保険か
- 埋葬料や埋葬費の対象になりそうか
- 勤務先へ連絡が必要か
4. 銀行口座・支払い・生活費を把握する
死亡直後は、銀行口座、公共料金、クレジットカード、ローン、家賃、介護費用など、日常のお金の流れも確認しておいた方が安心です。
最初の7日で正式な遺産分割まで進める必要はありませんが、少なくとも次は把握しておきたいところです。
- メインバンクはどこか
- 口座引落しになっている支払いは何か
- クレジットカードや借入はあるか
- 当面の生活費はどこから出すか
この段階の目的は、財産を正確に確定することではなく、生活と手続きが止まらないようにすることです。
5. 相続人と財産の全体像をざっくり把握する
最初の1週間で完璧に調べる必要はありません。
ただ、後で慌てないために、次の全体像だけは共有しておくと、その後の相続手続きがかなり進めやすくなります。
- 相続人は誰になりそうか
- 自宅や土地などの不動産はあるか
- 預貯金はどの金融機関にあるか
- 借入や保証債務はあるか
- 自社株や会社経営は関係するか
国税庁も、相続税の申告準備として、遺言書の確認、相続人の確認、財産と債務の把握、遺産分割協議などを挙げています。
まとめ
父が亡くなった最初の7日で大切なのは、すべてを終わらせることではありません。
期限が近いものと、後で揉めやすいものを先に押さえることです。
特に次の3つは優先しておきたいところです。
- 死亡届と葬儀を確実に進める
- 遺言書の有無を慎重に確認する
- 年金・保険・お金の流れをざっくり整理する
最後に
相続開始直後の流れを整理したい方は、お問い合わせページからご相談ください。
不動産相続や自社株が絡む場合は、初動で確認すべきポイントが大きく変わります。
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